相続した実家を売却したいけれど、井戸があるため処分方法を迷っているという人は少なくないでしょう。
古い家には井戸があることが多いですが、売却することは可能です。
ここでは、実家の井戸を埋め戻しする場合、またお祓いするためにかかる費用について解説します。
売却したい実家の井戸を埋め戻しする方法や費用とは?
売却したい実家に井戸がある場合、埋め戻しをするのが一般的です。
埋め戻しとは、字のごとく井戸を土に埋めてしまう方法です。
埋め戻しを行っても地盤そのものに影響はないため、問題なく家を建築できます。
埋め戻しを行う際には「息抜き」と呼ばれる作業を行って、井戸の内部に溜まっている水分やガスを抜く必要があるため、専門業者に依頼しましょう。
家を解体する場合には、解体業者に依頼すると同時に行ってくれますよ。
井戸の埋め戻しにかかる費用は10万円前後が相場とされていますが、井戸の深さや大きさによって異なるため、事前に見積もりを取っておきましょう。
注意点は、先程も述べたように息抜きをしなければならないため、自分で井戸を埋めてしまうと、地盤が弱くなって新しい住宅に悪影響を及ぼす可能性もあるので、自分では行わないようにしてください。
売却したい実家の井戸をお祓いしてもらう場合の費用とは?
井戸を埋め戻しする場合、必ずお祓いをしなければならないという決まりはありません。
お祓いに関しては気持ち次第とも言えますので、やはりする人もいればしない人もいます。
ただ、古来より井戸は神が宿る場所だと言い伝えられてきた名残から、お祓いをする人が多い傾向です。
自分自身は気にならなかったとしても、井戸のお祓いの有無を気にする買主は多く、万が一井戸やお祓いの有無を隠して売却してしまうと、契約不適合責任に問われる恐れがあるので注意しましょう。
お祓いをする場合は、神社の神主さんに依頼するのが一般的で、費用の相場は2~3万円に加え、そのほか神主さんの出張費用がかかります。
お祓いをするかしないか迷った場合は、しておいたほうが無難でしょう。
まとめ
相続した実家を売却する際に井戸がある場合は、お祓いを行い、埋め戻しすることで問題なく売却できます。
ただし、素人が埋め戻しを行ってしまうと、地盤がもろくなるだけでなく、水質にも悪影響を及ぼす恐れがあるため、専門業者に依頼するようにしましょう。
埋め戻しの費用相場は10万円前後、お祓いの費用相場は2~3万円となっています。
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