不動産売却をするとき、庭石を処分したほうがいいのか、そのままにしていってもいいのか悩む方がいるようです。
処分すると決めても庭石が大きいと、どのように処分したらいいのか悩むケースもあるでしょう。
不動産を売却するとき、庭石をどうしたらいいのか対処方法と注意点をまとめます。
不動産売却時は庭石の処分が必要なケースも!処分する方法とは?
長く庭に置かれていた庭石は、風情があります。
日本庭園風の庭にしているなら、素敵なアイテムでしょう。
しかし、こだわりの庭を一から作りたいと思っている人にとっては、庭石が邪魔になることがあります。
庭石は庭木よりも処分が難しいアイテムです。
不動産会社から処分したうえで売却したほうがいいと提案があれば、売却前の処分を検討しましょう。
庭石を処分するときは、庭石屋や造園業者に相談するのがおすすめです。
ただし、売主が処分をしなくてもいい場合があります。
不動産会社が、庭石の処分業者を手配してくれるケースがあるのです。
処分する業者のあてがないときは、不動産会社に相談するのもいいでしょう。
また現在は洋風の庭をつくるところが多いこともあってか、庭石の需要は少なくなっているようですので売却は難しいかもしれません。
庭石の量が多い場合や、クレーンが必要になる大きな庭石を処分するためには費用が掛かる可能性がありますのでこちらも覚えておきましょう。
庭石がある不動産売却の注意点!庭石を残しておく場合は?
庭石がある不動産を売却するときには、庭石を処分しなければいけないことを念頭に置いておきましょう。
売却活動を始める前に、庭石を処分しなければいけないかもしれません。
不動産会社が庭石を処分してくれる場合は、売却価格から処分費用を差し引かれる可能性があるため、売却価格の内訳のチェックが必要です。
庭石を処分しないでそのまま売却するときは、庭石があることを契約書に記載する必要があります。
契約書に記載がないと、契約完了後に買主から庭石の撤去を求められる可能性があるのです。
これは契約不適合責任というルールにのっとったもので、契約不適合責任では、契約書に記載がないものは売主が修繕し修復しなければなりません。
契約書に定めがなければいつでも買主が売主に主張できる権利がありますので、売却後にトラブルが起きないように、契約書はしっかりチェックしましょう。