不動産売却を検討しているのであれば、オープンハウスをおこなうのがオススメです。
売主にとっても買主にとってもメリットの多い方法なので、ぜひご検討ください。
そこで今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、オープンハウスをおこなう際の費用やメリット、注意点についてご紹介します。
不動産売却でオープンハウスをおこなう費用やメリットは?
オープンハウスとは、売却予定の不動産を開放し、予約をせずに自由に見学できるイベントのことをいいます。
イベントを開催するためには、チラシ・DM・インターネットへの掲載など、さまざまな広告活動費が必要ですが、費用は不動産会社が負担するため、売主が用意する必要はありません。
ただし、室内の傷や汚れを修復するためにクリーニングを依頼した場合は、売主が費用を負担するので注意しましょう。
オープンハウスをおこなうと、売主と買主双方にメリットがあります。
物件には自由に出入りできるので、売主にとっては集客力を見込め、短期で売却できる可能性が高くなります。
また一度に複数人が見学すると、人気の物件は同時に購入の申し込みを受けることもあり、高値での売却も期待できます。
売却につながらない場合も、内覧後におこなうアンケートから原因を探し、改善できる点も魅力です。
買主にとってはまだ、本格的に不動産の購入計画を立てていない人でも、気軽に見学できるメリットがあります。
また予約をおこなう必要もないので、予定を調整する必要もありません。
不動産売却でオープンハウスをおこなうための準備や注意点は?
オープンハウスをおこなう際は、事前に家の中を掃除しましょう。
とくに水回りは念入りに掃除をおこない、清潔感のある空間に仕上げることが大切です。
また、ほかにも次の注意点に気をつけましょう。
注意点1:来客が見込める日時を設定する
オープンハウスを開催しても、悪天候であれば訪れる人も少なくなってしまいます。
10日ほど前から天気予報をチェックし、悪天候の日を極力避けて日程を調整することが大切です。
また近隣の人に来てもらうため、お祭りなどのイベントが開催される日も避けましょう。
注意点2:近隣住民へ配慮する
集合住宅のなかに知らない人が出入りするのは、近隣住民にとって迷惑になってしまいます。
オートロックを解錠する機会も増えるので、近隣住民の方には事前に開催日程を伝えておくと安心です。